ついでだから書いておきます。 この間のブレーキOH時に変えなかったサポートの小さい方のブーツ。使えるか見るべくKDX125のやつを取り寄せ比較。右がMCX純正。左がKDX用。大きさが異なりますね。
まあ、結論から言えば使えますね。大きが違うのでどうかと思いましたけどゴムなので伸びますのでちょっとグリスを付ければスポっとはまります。ん~ 特に問題はなさそう。普通に使えます。 後は、最後の一つもう片方の
大きなブーツだな~ こっちはちょっと形が特殊だからどうだろうか・・・
さてさて、話はチューニングでしたね。そろそろ何か改造してみたいと思っていました。まずは簡単なヘッドです。
東京のチューナーで0.5mm研磨してもらいました。KDX以来の2000円チューンですw
ストンと被せるだけです。空冷ってホント、シンプル。 低トルクの増大を期待します。
走ってみる。 う~ん、いいね! やはり圧縮が上がった分トルクの厚みが増えて走りやすい。一定の速度への到達が早いです。全域に渡って言い感じ。ですが、やはりというか高回転の頭打ちは速いですね。NSR50のような伸びはないです。標準でNS系の圧縮比が7.2に対してMCXは7.4と高めなのを更に上げたわけですから。
でも、トルク寄りのMCXの特徴を更に増やしたとも言えます。2000円でこれなら十分ですね。クリップを一段下げてマージンを取っておきました。
お次はキャブレター。MCXの標準はPF16Cという16φのキャブレターが付いています。見てのとおり小さいです。
まあ、50ccならそこまで問題はないんですけどね。
隣はNS系の標準18パイのキャブレターで大きさが違います。数年前に買ってそのままだったNS-1用のやつです。NS系とパワーは0.2PSしか違いませんけど実際に乗ってみると数値以上の乗り味を感じます。キャブの違いも大きいんでしょうね。 実際に取り付けてみて見ましょう。
そのまだと内部のパーツとかまずいんでフルOHを施しました。ジェット、フロート、ニードル、スクリュー、ボルト
スロットル。う~んお金掛かりますね。NSRmini用ですけど新品アッセンブリが9000円位で買えるのでそれでも
よかったかも・・・
基本的に内径が違うだけなのでポン付けでOKです。ジェットはPJ40 MJ105番です。MCX、NSの標準に近い数値で始めます。 同じエンジンを搭載したTLM50では定番のチューンのようですね。以前コメントいただいた方も
取り付けたといっておられました。はやりTLMは今でも盛んなので盛り上がってますね。
で、走ってみた。ん~ 低、中速ではそこまで違いが分からないかな~16φのSTDとの違いがよくわからん。
ヘッド研磨の体感の方が大きいようでして・・・・ でも、高回転まで回すと違いが分かります。6000回転以上ですね。いかんいかん、これ以上回すと「やわキロ」以上になってしまうw 捕まってしまいますねww
18φキャブは悪くはないですね。NS系よろしく高回転寄りなパワー特性な気がしますが。まあ、付けていても特に問題はないでしょう。 しかし! MCXの走りは低トルクのあると自分は考えます。NSのように高回転をブンブン回す感じではないです。 18φだと中途半端かなとも考えました。 このキャブレターを更に改造して内径拡大したチューニングは良く見ます。 20φ位になると下からのトルクも出てパワーも上がるとか何とか・・・・
なら試してみるか。 再び東京のチューナーにキャブを送りました。で帰ってきたのがこれ。ただくりぬいても
大して拡大できないのでスクエアーに近い形状にしたんだそうです。ついでに全域に渡ってパワーを引き出せる
形だそうです。料金は6000円なり。安い!
で、走る。あれれ?? パワーが出ない?5000回転に変な谷がある・・・・・ なんやねん、全然だめやないすか。
それから走っていたらガス欠が近づいてチョークノブを引っ張った。そしたらパワーが出てスムーズにつながる
なるほど、薄かったのか!PJを42にする。そしてMJも108としました。うん、いいじゃない!スムーズに走る。
下からパワーを感じる!お~ 高回転のノビもいい。素早くパワーが引き出せる。回転が速いので少し怖い。
焼きつきとかねw う~む MCXでもこれなら全開で90キロは出そうだなw チャンバーも付ければ100キロは
狙えるか! 警察に捕まってしまうなw 50ccでPE24だと大げさすぎるけれど20φくらいなら丁度いい。
ボアアップで60~65ccにしても十分対応できるサイズ。 今後の妄想が広がるな~
いや~ 楽しかったし満足な結果でした。