集中していたので途中の写真がありませんがとりあえずクランク、シリンダー組み立て完了です。クランクケース
は洗浄したのでかなり綺麗になりました。
リアの具合が悪かったので 分解洗浄しました。純正トキコパッドが無くなりそうです・・・・
フルードも交換です。ガンマはDOT4指定ですがDOT3しか手に入りませんでした・・・ まあ、リアですし
特に峠を激しく攻めてブレーキをガシガシ使う事はほとんどないのでそこまで問題はないでしょう。
DOT4との沸点の違いは10度くらいですし。
経年劣化と付けたり外したりの繰り返しでヒビワレが発生してガソリンがニジミ始めていたのでホースも交換
しました。 いつも割れた部分を切って対応してましたがそろそろ長さが足りなくなってきましたw
コックもガソリンでヨゴレているので綺麗にすればよかったな~
リアはパッドがなくなりそうだったので山の沢山ある中古のベスラに交換しました。それとガンマは夏場になると
冷却が悪いのかすぐに水温がMax付近まで上昇してしまうので試しにサーモスタットを外してみました。
そのためにボルトを破壊したってのもあるんですが・・・
サーモスタッドを外して乗ってみたのですがちょっとダメです・・・・ まだ5月でそこまで熱くないのもあってか
オーバークールしすぎます。まったくエンジンが温まらず常にエンジン始動したてのような状態で回転が
鈍くてカブりまくります。ミッションもオイルが冷えているのでシフトの入りも最悪です。ちょっと温まってきた
と思ってゆっくり走ればすぐに冷えすぎてしまいます。 ん~これは極端すぎるのでサーモスタットを戻しました。
早速、新たに付けた六角ボルトが活躍しました。レンチでカンタンに外せます。常に冷えたり熱されたりする
部分は金属の収縮があるのでプラスネジは大敵ですね!
戻して再び走ってみましたら大丈夫でした。水温も安定していてエンジンも好調のようです。ミッションの入りも
スムーズです。しかしサーモスタットって重要ですね・・・・ あれがあるかないかでエンジンにこんなに違いが
出るなんて。 レースで常に全開とかならいいんでしょうが街乗りには向かない感じですね。
真夏は日中の走行を控えるのが一番の対策かもしれません。
最後にプラグ交換です。安く手にはいったのでよかったです。BR9ESと違ってBR9ECMはちょっと高いんですよね
ガイシの長さの電極付近がスリバチ状になっているのが主な特徴ですが性能に違いがあるんですかね?
TZRやNSRとかレプリカ系によく採用されてますが・・・
そして全てを終えて再び走ってきました。ヘッドやバルブの洗浄のおかげでしょうか? 加速がよくなり
あっという間に3ケタ代のスピードに到達できてしまいます。空ぶかしも軽やかです。ただ若干低速トルクが
弱くなったような気がします・・・・ 少しヌケがよくなったのでしょうか? まあそれはさておき整備の効果が
出ているようでよかったです。 細かく見ればクランクにそろそろガタが出ているのと群馬での不動期間が
長かったのでシリンダーの状態があまりよくないという事でしょうか。 いずれクランクもシリンダーもOHですね。
とりあえず今回は満足しました。