そしてベアリングを全て交換です。ひたすら外しまくります。中華製の安物プーラーを買ったのですが精度
仕上げ共に最悪の物で一回使ったら変形してしまいました。ケチって安いものかうとこうなるんですよね~
ついでにケースも綺麗にしましょう。長年の使用でオイルと砂まみれで実に汚いです。洗浄してコンパウンドで
磨きます。
内側、外側を洗浄後にベアリング類を組み込みます。スタビもケースを熱して取り付け。ニードルが大小で二つあるんですけど古いMCX50のパーツリストだと部品設定がないんですよね・・・ 後のNS50FやNSR50のパーツリストでは個別に部品設定があるんです。当時はケースアッシで交換しろということでしょうかw
毎度のようにインストーラーを使用してクランクの組み込み。今回はKDXの時のように適当に組んでクリアランスを詰めすぎないようにシックネスゲージでしっかり確認しながらの作業です。 その後、ミッションを組み込みます
そして再び車体に搭載です。その後左右の部品を組み込んで行きます。そこそこ磨いてやったから少しは綺麗になりました。 しっかり固定しておかないとキックシャフトスピンドルがすぐに外れてイラっとしますw シリンダーは仮組のみ。
そしてクラッチ組み込み。5年前にOHがてらポッシュの強化クラッチセットを組み込んだのですがノーマルの
と違い方向があるのです。しかしどっち向きだったかすっかり忘れてしまいました・・・・ 正直MCXの用途だと
ノーマルクラッチでも十分な気がします。せいぜいCR80のスプリングを流用して強化する位で十分かと。
今回、OHついでにどうでもいいアイテムをいくつか組み込んでみました。その内の一つ、ウォーターポンプを駆動
させるためのシャフトを支えるブッシュです。MCX50,TLM50はエンジンがほぼ水冷NSエンジンと互換性があります。NSR50などのケースカバー、シリンダー、ラジエターを用いれば水冷エンジンに変身させることが可能なのです。以前実験的にシリンダーのみ移植したのを日記に書きました。 いつか試してみたい構想のひとつなんです
まあ、水冷エンジン買って乗せれば早いしそれまでなんですけどね。